生い立ち・こだわり

ロゴ

“懐かしい”けれど、“新しい”

株式会社つきじちとせを受け継ぎ、シュクレイが商品企画・販売の会社として発足した記念すべき第一弾ブランドが「東京ミルクチーズ工場」です。2011年6月リリース。2011年は東日本大震災の年であり、開発チームとしても「人のぬくもり」「絆」というあたたかみを、お菓子を通して届けることを意識しました。コンセプトは「ちょっと懐かしくて心温まる、みんな大好きミルクとチーズのファクトリー」。
どちらも乳製品である「ミルク×チーズ」という発想は、業界の先入観を払拭したからこそ。 “懐かしい”けれど、“新しい”。そんな印象を大切にしました。商品のパッケージにもなっているロゴ・デザインの“牛”や“ホルン”もすべて手描きでのデザインにこだわっています。

生い立ち・こだわり

厳選された斬新な素材の組み合わせを楽しむ

厳選した蒜山ジャージー牛乳や黄身の白い卵、良質なチーズなどを使用して、焼き色がつかないように「白」にこだわった商品づくりをしています。また、「ソルト×カマンベール」「ハチミツ×ゴルゴンゾーラ」「ポルチーニ×ゴーダ」など素材の組み合わせにもこだわりが。「ハチミツ×ゴルゴンゾーラ」「ポルチーニ×ゴーダ」というのはレストランのお料理で口にすることはありますがスイーツではあまり経験がないのではないでしょうか。特に「ゴルゴンゾーラ」は好き嫌いがはっきりしています。でも敢えて、クセの強い素材を使い、チーズ好きな方に食べていただきたい。それが私たちシュクレイの「ニューコンセプトメーカー」としての発想です。開発は常に行われており日々進化しています。

INTERVIEW

会議の翌日にはアメリカにいました。

これほど「ワクワク」という言葉が
似あう会社はない。
原動力は「美味しい」と
言ってもらえる喜びと探求心

生産部 横浜工場 ラングドシャライン
統括リーダー
智野 直人

シュクレイとフランセが合併する、まさに前夜-2017年2月に、フランセに中途採用で入社。その4か月後の6月からは「製販一体、新生シュクレイ」の新設される生産ラインの立ち上げプロジェクトメンバーにも選んでいただき、今日まで毎日がワクワクする日々を送っています。
 
調理学校を卒業後、実に様々な職場を経験してきましたが、シュクレイほど「ワクワク」という言葉が似あう職場はありません。仕事は受け身だと、やらなければならない「義務」の様なものになってしまう。でも、シュクレイは違う。「こうしたい!」という現場からのボトムアップの声が生きているんです。
 
だから、仕事が楽しい。毎日が「ワクワク」している。安全性、品質、生産性を向上させるために「自分達」で真剣に改善方法を「考え」、それを発案できる。自然に一体感、責任感が生まれる。目標を立てて「今日はこうしよう!」って考えたことを毎日やれる楽しさ。そして既成概念に捕らわれずに挑戦するから成長のスピードが早い。PDCAの「P」がないというシュクレイの“WSR成功サイクル”は象徴的ですね。「仮説⇒まず実践⇒検証⇒徹底実践、修正実践⇒成功事例共有」。このスタイルは新しいものが生まれるスピードが圧倒的に早い。新商品、新設備はもちろん、既存商品の“シンカ”も。
 
お客様、またブランドのファンの方に「やっぱり美味しいね」って、シュクレイの商品をリピートして食べていただくためには、実は「いつも同じ味」であってはいけないんです。製品や商品というのは「いつも同じ味」でなくてはリピートしないというのは原則。でも、お客様が感じないくらいのブラッシュアップがないと飽きてしまうんですね。味覚というのは慣れるんです。だから、作り手にしかわからないくらいの美味しさの“シンカ”が日常レベルで必要。
 
わかりやすく例をあげると、以前いた会社で海外のラーメン店の出店を任されたことがあります。ラーメンだって日によって少しだけ味を変えるんです。暑い日は味覚も落ちているので塩分を少しだけ強くするというように。老舗の日本料理店の出汁だって、常連さんにもわからないくらいのレベルで味を変えているんですよ。
 
同じように東京ミルクチーズ工場やバターバトラーだって、作っている商品は同じですが日々「シンカ」しているんです。食感が良くなるように生地の練り方を少し工夫してみたり、焼成の温度を細かく調節したり、同じものを毎日つくっているようで、正確には同じものはつくってはいない。作り手のそんなこだわりがリピートを支えている。「美味しい」と言ってもらえる喜びと探求心。それが原動力ですね。

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