生い立ち・こだわり

生い立ち・こだわり

こだわりのミルフィユ専門店

パイ生地をあらわす、フィユタージュ。フランス語のこの単語には「本のページをめくる」という意味があります。たしかに、何層ものフィユタージュから作られるミルフィユの姿は壮大な物語をしるした本のようです。このミルフィユと、ミルフィユのおいしさを追及するためにパティシエたちが積み重ねてきた長い時間とを重ねあわせて、ギフトボックスは本のかたちをイメージしました。ひとつひとつ丁寧に、物語を綴るように焼き上げたミルフィユを封してお届けします。大切なとき、大切な方への贈り物としてお選びください。

定番商品「スペシャリテ」と季節商品「セゾン」

定番商品「スペシャリテ」と季節商品「セゾン」

ミルフィユ メゾンの定番商品「ミルフィユスペシャリテ」。フランス産小麦パイ生地を使用した、こだわりのフィユタージュに「ショコラ」と「ヴァニラ」それぞれのクリームをサンドしました。季節商品「ミルフィユセゾン」はこだわりのフィユタージュに、濃厚ながら塩気と甘みが絶妙な「塩キャラメル」とほろ苦く味わい深い「カフェ」それぞれのクリームをサンドした季節限定のミルフィユです。季節ごとにBOOK型のパッケージもイベントのカラーに変わります。どちらも大切な人への贈り物にちょっとしたサプライズを演出できるパッケージ。商品紹介のカードは本のしおりを模しています。

INTERVIEW

お菓子は人を笑顔にするもの。
だから愛情を持って楽しくつくる。
そうしないとお菓子も笑ってきませんからね

お菓子は喜んでもらうために
つくるもの。
シュクレイのお菓子の主成分は
「みんなの想い」

生産部 横浜工場 焼き菓子ライン
山﨑 冬佳

この仕事を選んだのは、お菓子が好きだったから。母がお菓子づくりが好きで、幼少の頃から母のお手伝いでよくお菓子をつくっていました。母のサポートなしで、初めてひとりでケーキを焼いたのは小学校の低学年の頃。家族みんなが「美味しい!」って食べてくれて、ますますお菓子づくりが好きになりました。
 
お菓子は人に喜んでもらうためにつくるもの。その時からそう思うようになって、将来の目標も迷うことなく、お菓子づくりに決めました。中学、高校時代もバレンタインなどのイベントごとにお菓子を焼いてお友達にプレゼントするのが習慣。その度にみんな喜んでくれて、「この笑顔のためにつくっているんだ」ということが自分の中で確信になっていきました。高校卒業後は中学の頃からもう決めていた短大の製菓学科に進学。さらにお菓子づくりを学びました。
 
就職活動でシュクレイを選んだ決め手は、「説明会のワクワク感と商品の美味しさ」。説明会って、もっと緊張するものだと思っていたんですけど、その予想を裏切り、シュクレイの説明会はワクワクして楽しいものでした。何より社員のみなさんが熱い想いを持って仕事に取り組んでいることが伝わってくる。私もこういう熱い想いを持った人たちと一緒にお菓子をつくっていきたいと強く思いました。
 
説明会の最後にシュクレイのお菓子を食べる機会があったんですけど、その時に「自分で食べるのもよし、持って帰って大切な人にプレゼントするもよし」とおっしゃって下さって、私は持って帰って学校で友人と食べたんです。それがものすごく美味しかった。一口食べただけで虜になってしまう美味しさ。他にはない美味しさでしたね。その時すでに、私自身も「熱狂的ファン」になっていたわけです。
 
入社後は横浜工場の焼き菓子ラインに配属。8カ月が経ちますが、シュクレイの風土を強く感じています。シュクレイの風土は「前向き」「誉める」。失敗をしても、“これから上手くなるよ”“これから伸びる伸びしろがあるということだよ” というスタンスでアドバイスをみなさん下さいますし、上手くいった時は必ず誉めて下さいます。ネガティブ志向だった私もすっかりポジティブ志向になりました。
 
私が担当してきたラインの仕事は、包装される直前の作業。割れているお菓子がお客様に届かないように最後に検品ができる立ち位置です。割れだけでなく、クリームがはみ出ていないか、見た目も美味しそうか。一番きれいなものをお客様に届ける。決して、お客様のお菓子に対する気持ちを裏切らない、という信念で仕事に臨んできました。だって、「喜んでもらうためにつくるのがお菓子」ですから。
 
最近はミルフィユメゾンのクリームやキャラメルゴーストハウスのキャラメルの仕込みも教えていただいています。いつも「この商品が届いたら、お客様は誰と食べるのかな、どんな気持ちで食べるのかな」と思いを巡らしてつくっています。そして、何よりも「お菓子は喜んでもらうためにつくるもの」「お菓子は幸せなもの」という信念を持って、お菓子づくりに取り組んでいる人の集まりがシュクレイであることを嬉しく思います。シュクレイはそんな熱い想いを持った人たちの集団です。できることなら、商品の成分表の一番うえに「みんなの想い」と書いてほしいですね。砂糖やバターより前の一番上に。
 
幼少期から始まった私のお菓子づくりの歴史は、日々シンカしています。母から私へ、そしていつか、私の子供にも「お菓子は喜んでもらうためにつくるもの」「お菓子は幸せなもの」を受け継いでいけたらいいなと思っています。

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